実行委員会ごあいさつ
秋深まる候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は、『HONBAKO 野外映画祭 2025』の開催に向けて、多くの皆様にご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
大人たちから子どもたちへのプレゼント
私たち、シェア型書店 HONBAKO は、本で繋がった箱主さんたちと共に、2022年秋・2023年春『大仙さくら通り*TABEARUCO(たべあるこ)』、2024年春『大仙さくら通り*まちあるこ』に続き、2025年5月末に新たな挑戦として、『HONBAKO 野外映画祭 2025』を企画いたしました。この企画は、地域の子どもたちに特別な体験を提供したい、わくわくすることをしていきたいという大人たちの想いから生まれました。
野外映画祭の魅力
2025年初夏の一夜、大仙公園が特別な空間に変わります。広大な夜空の下、豊かな緑に囲まれた広い大地の上で、自由にくつろぎながら映画を楽しむ。声を出しても、笑っても、泣いても、そうした自由が許される開放的な空間。これこそが野外映画祭の醍醐味だと思います。そんな素敵な体験を、子どもたちに、そして大人の皆様にもお届けしたいと考えております。子どもたちの心に残る、かけがえのない思い出となることでしょう。
絵本からうまれた映画
今回、私たち実行委員会が選んだ上映作品は、絵本が原作となっている映画です。映画上映や、「本のバトンⓇ」を通じて、一人でも多くの地域の皆様に、たくさんの本に触れ一冊でも多く読書をしてほしいという思いを届けることも、まちの書店である シェア型書店 HONBAKO の使命の一つだと日頃から考えているからです。
心温まる作品「おまえうまそうだな」
上映する作品は、宮西達也さん原作の絵本を映画化した「おまえうまそうだな」です。ティラノサウルスのハートと赤ちゃん恐竜の心温まる物語は、子どもたちはもちろん、大人の皆様の心にも深く響くことでしょう。この作品を通じて、家族や友人との絆の大切さを再確認できる、そんな特別な時間をお過ごしいただけると確信しております。
映画だけじゃない!楽しいイベントも
映画上映は、空が暗くなってから始まります。空が明るい時間帯には、大仙公園の広々とした空間を活かし、子どもたちの体験と思い出につながる様々な企画を検討しております。皆様のアイデアやご協力をいただきながら、より魅力的なイベントにしていきたいと考えております。
文化芸術活動のすそ野拡大と地域文化力の向上
大仙公園の広大な空間と夜空の下で、自由にくつろぎながら映画を楽しむ。この野外映画祭は、文化芸術活動への参加のハードルを下げ、より多くの方々に文化芸術に触れる機会を提供します。同時に、地域の皆様が一体となってイベントを作り上げることで、地域文化力の向上にも貢献できると考えております。
社会的課題の解決に向けて
この野外映画祭は単なる娯楽にとどまりません。地域コミュニティの強化、世代間交流の促進、さらには地域の魅力再発見など、様々な社会的課題の解決にも寄与する可能性を秘めています。文化芸術活動を通じて、私たちの地域がより活気に満ち、絆の強いコミュニティとなることを目指しています。
地域の力を結集して
この企画を成功させるため、地域イベントでの上映経験豊富な野外映画のプロフェッショナルにも加わっていただきました。そして何より大切なのは、地域の皆様のご協力です。
☆わくわくするアイデアをお持ちの方
☆子どもたちのために何かしたいと思っている方
☆少しでも力になれると感じている方
「こんなことなら手伝えるよ」「こんなアイディアはどう?」など、どんな小さなことでも構いません。皆様のお力添えをいただけましたら幸いです。
未来に残る思い出を
シェア型書店 HONBAKO は、これからも地域の皆様と共に歩み、本に関連するわくわくするような企画を通じて、この大仙地区をより魅力的な場所にしていく所存です。子どもたちに豊かな体験と思い出をプレゼントできるよう、皆様と一緒に素敵な時間を創り上げていきたいと思います。
皆様のご参加とご協力を心よりお待ちしております。
敬具
HONBAKO野外映画祭実行委員会 スタッフ一同