こんにちは。シェア型書店「HONBAKO堺本店」店長です。
このページでは、私たちが運営するシェア型書店のしくみや魅力について、ご紹介します。
本箱を「シェア」するという新しいかたち
シェア型書店とは、その名のとおり「本箱をシェアする書店」です。通常の書店とは違い、お店の本箱を小さな区画ごとに区切り、それぞれを“箱主さん”となる方にお貸ししています。箱主さんは、自分で選んだ本を並べて、紹介文やPOPを添えることができます。
つまり、「自分だけの小さな本屋さん」を、まちの書店の中に持てるというわけです。これがシェア型書店の大きな特徴です。
誰もが「店主」になれる場所
シェア型書店HONBAKOでは、本が好きな人、本を伝えたい人、自分の世界を本を通して届けたい人が集まっています。プロの書店員でなくても大丈夫。好きなテーマで、好きな本を紹介することで、来店者と“本”を通じた交流が生まれます。
また、シェア型書店では、箱主さん同士の交流も盛んです。読書会やイベントをきっかけに、人と人とのつながりが自然と広がっていくのも、このスタイルならではの魅力です。
本を通じて広がる表現の場
シェア型書店は、本を並べるだけの場所ではありません。詩集やZINE、写真集、手作りのリトルプレスなど、個人が表現したい“ことば”や“世界”を自由に発信できる場でもあります。中には自作の本を販売したり、活動紹介を兼ねた棚作りをしている方もいらっしゃいます。
「本」が中心にあるからこそ、商業的な枠を超えた“表現の場所”としての役割を持てるのも、シェア型書店の面白さです。
地域に根ざした「文化の場」をめざして
HONBAKO堺本店では、シェア型書店を通じて、地域に根ざした文化の拠点になりたいと考えています。小さな本箱のひとつひとつが、まちの声であり、暮らしの断片でもあります。お客様にとっては、新しい本との出会いだけでなく、「人」の温度を感じる書店体験が待っています。
最後に
もし、「自分の本箱を持ってみたい」「本を通じて誰かとつながりたい」「自分の世界を伝えてみたい」と思ったら、ぜひ一度HONBAKO堺本店に足を運んでみてください。シェア型書店という新しい文化が、あなたの毎日に少しだけ彩りを添えてくれるかもしれません。